祝・完結記念!
「ひきこもり」シリーズの
輝く名ゼリフ★コレクション

個性的なキャラクターが大活躍する「ひきこもり」シリーズが、駆け抜けて遂に完結!
各巻を象徴するセリフと共に、おすすめポイントをまとめました。
秋杜フユが選んだ名(迷)脇役ピックアップも、お見逃しなく! まだ読んでいない巻のある方は、是非ご参考にしてくださいね。
どこから読んでも楽しめます♥

秋杜フユ イラスト/サカノ景子

「逃がさない、と言ったでしょう?」エミディオ

「真っ黒ですね王子様…」ビオレッタ

『ひきこもり姫と腹黒王子』より

記念すべきシリーズ第一作のオビにも使われた エミディオとビオレッタのセリフ。
二重音声ラブコメと銘打ち
行間に、たっぷり込められた二人の思惑が笑いを誘う、はじまりの物語です。

秋杜フユが選ぶ、名(迷)脇役ピックアップ①

『お前は本当に、あっぱれな決断力と斜め上方向の思考回路を持っているよな』ネロ

闇の精霊ネロが、相棒? ビオレッタを冷静に分析。
いつもクールで、ちょっぴり毒舌!?
それでもビオレッタLOVEな黒猫姿のネロにファン多数です。

「それで、君に迷惑をかけてしまったお詫びに、君の仕事を手伝わせてもらいたんだ」ベネディクト

「……………………は?」ディアナ

『ひきこもり神官と潔癖メイド』より

ベネディクトの天然ぶりが際立つ、
彼なりの愛の言葉!?
突然、王弟から手伝いを申し出られた
ディアナの全力の戸惑いに
二人の関係性が表れている!?

「私は、またかと思いましたけど」メラニー

「あんなに見目麗しい人たちに囲まれると、
いろいろと想像しちゃうんだもの。……」ティファンヌ

「それは想像ではなく
妄想です、王女様」メラニー

『妄想王女と清廉の騎士』より

10作目にしてヒロインとなった
メラニーの 舌鋒鋭いツッコミが
冴えわたるティファンヌとの
掛け合い。 しょっぱなから
妄想炸裂のティファンヌでした。

「アメリアーーーーーーー!」「ア、アメ、アメリア~~~~~~~~~~~!」コンラード&ルイス

『こじらせシスコンと精霊の花嫁』より

第一作から4年たった、ビオレッタの実家
ルビーニ家が舞台のシリーズ四作目。
期待を裏切らない、ビオレッタの濃ゆーい兄たちが
義妹への愛をさく裂させる本作。

秋杜フユが選ぶ、名(迷)脇役ピックアップ②

「アメリア、モテ期!」ブラン

光の精霊ネロは、ルビーニ家のアイドル・アメリアの保護者的存在。
驚きの展開に戸惑うアメリアへの、この迷セリフには肩の力を抜いて
という意図があったとか…なかったとか…。

「確かにそうだが……相手はルビーニ家だ。むやみに関わってはならぬ」グスターボ

秋杜フユが選ぶ、名(迷)脇役ピックアップ③

「ごっつぁんです!」「眼福です!」精霊たち

ベアトリスの雄姿!?に盛り上がる精霊たちから、意外にもノリのいい素顔が垣間見えた瞬間です。

『ひこもり魔術師と社交界の薔薇』より

時代はさかのぼり、ビレオレッタたちの両親
エイブラハムとベアトリスの物語。
グスターボ、ベアトリスの父の言葉に
二人に立ちはだかる壁が垣間見えて!?
シリーズ史上最ジレ?の両片想いにファン多数。

『虚弱王女と口下手な薬師』より

有能な薬師ゆえに
ルルディ国に招かれた、
ルビーニ家次男のルイス。
生まれながらに病弱なアティナの
告白(毎日)をかわしながらも、
アティナを優しく導くルイスの姿が
印象的な名セリフ。
命を懸けた恋の行方は!?

「どうして……そこまで、してくれたの?」私は忘れられた王女なのに。アティナ

「ね、アティナ。君は、ひとりじゃない。でしょう?」ルイス

『イノシシ令嬢と不憫な魔王』より

『虚弱王女~』に続き、舞台はルルディ国。
おしとやかとは程遠い 女騎士のクロエの元に、
新王アルセニオスとの縁談が舞い込み!?
騎士としての使命感たっぷりのクロエと、
猪突猛進な彼女に翻弄されるアルセニオス。
仮初めの婚約の行方は!?

「俺と結婚してもいいのか?騎士なのだろう?」アルセニオス

「仮初ですので」クロエ

「君、昨日会った少年だよね」謎の騎士

(うぎゃーーー!ばれてるぅぅぅっ) ロレーナの心中

『変装令嬢と家出騎士』より

令嬢(注:変装中)と騎士(注:家出中)が
出会い!?という 発売当初のキャッチコピーが
表す通り、ワケありな二人の行く末は!?
イグナシオの活躍?暗躍?からも目が離せません!

「ふぅん……面白いね」「次はどうやって遊ぼうかな」 イグナシオ

『商人令嬢と猫かぶり王子』より

満を持して登場のイグナシオ。
期待を裏切らず腹黒ぶりを発揮する
彼の心をとらえたのは
自立心旺盛な職業婦人のミレイア。
それにしてもイグナシオ、
黒さが隠しきれていませんから!

「自暴自棄に剣を振り回すなんて、似合いませんよ」 メラニー

「……もうやだあの人。どうしてわかっちまうんだよ。だから苦手なんだっての」 ヒルベルト

『ドM侍女と亡国の王子(笑)』 より

シリーズ最後を飾るのは、永遠に結ばれそうもない
あの二人……! メラニーにやり込められるヒルベルトの
心の叫びに二人の関係性が詰まっています。
この恋に、光の精霊の祝福は訪れるのか?

最後に……

「アレサンドリは、やっぱり優しい国だったよ!俺たちのことを考えてくれて、ありがとうな!」ドニス 『商人令嬢と猫かぶり王子』

アレサンドリ神国の隣国ヴォワールで逞しく生き抜く少年ドニスの言葉より|。「ひきこもり」シリーズ全10作、応援ありがとうございました……!

最後の最後に……

「ひきこもり」シリーズ短編集が電子オリジナルで発売決定!

個性派揃いの主役も、脇役も続々登場する
『その後のひきこもりたち』アレサンドリ神国の人々は今日も自由にあがいています

8月31日配信開始予定です。お楽しみに!!