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書籍

大御所女優の後継者に迫る不穏な影!

吸血鬼と伝説の名舞台

  • 510円+税
  • 2018年7月20日発売

もちろん、ドラマはドラマで、現実ではない。

観劇に訪れた正統なる吸血鬼の末裔フォン・クロロックとその娘で人間とのハーフであるエリカ。クロロックは、その劇中で脇役を演じた一人の若手女優の才能に目をつける。同じようにその劇団を支える大御所女優も彼女の才能を見いだし、跡継ぎとして、自身の当たり役を演じるように指示をする。極度のプレッシャーを感じながら稽古を続ける彼女に怪しい影が迫る! 表題作の他、『吸血鬼選考会』『吸血鬼と幻の女』の二編を収録した大ヒット<吸血鬼はお年ごろ>シリーズの最新作!

シリーズ既刊情報

天使と歌う吸血鬼

吸血鬼はお年ごろシリーズ

不可解な衝撃事件を吸血鬼父娘が暴く! 人気の遊園地に友達と遊びにきた吸血鬼のエリカ。だが遊園地は突然「入園禁止」に! 話を聞くと、視察に訪れた要人の歓迎式典で、ある女性歌手が歌うという。だが、遊園地がテロリストに襲撃され、その歌手たちが人質にされてしまい!? (著者:赤川次郎)

著者プロフィール

赤川 次郎(あかがわ じろう)

1948年福岡県生まれ。魚座。A型。1976年、「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞し、デビュー。「吸血鬼はお年ごろ」シリーズほか、著書多数。2006年第9回日本ミステリー文学大賞を受賞。2016年、吉川英治文学賞受賞。趣味は映画、クラシック音楽鑑賞。

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赤川 次郎