08月07日更新
【第206回短編小説新人賞入選】片思い同盟
「今日ここに呼んだのはね、あなたと同盟を組むためなの」
クラスメイトの辻に、密かな恋心を抱いている僕。ある日、辻から呼び出された僕は「宮本、光のこと好きでしょ? 私もそうなの」と話しかけられる。辻は「卒業式まで光に告白しない」という同盟を僕に持ちかけてきたのだ。光はただの幼なじみで、僕が好きなのは辻。けれども、流れでつい辻の頼みを呑んでしまった僕は、奇妙な「片思い同盟」を組むことになってしまい!?
【三浦しをん+コバルト編集部によるこの作品への選評も要チェック!】
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- 最新版2020年08月07日更新