かける

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選評付き 短編小説新人賞 選評

入選作品

カラマリあう願いに、隠し包丁

藤原蘭吉

37

  • 編集A

    女子の友情が、一味違う感じで描かれていましたね。女子同士ならではのヒリヒリした会話とか、すごくよかったと思います。友情を前面に押し出してはいないんだけど、読み終わると、友人を深く思っていることがよくわかりますね。とてもいい作品だなと思いました。「カラマリ」という言葉から発想した話なのかなと思います。

  • 編集B

    イカリングである「カラマリ」と、ピンキーリングを関連づけたというところが面白いですよね。最初から最後まで、徹底的に「リング繋がり」で描いてある。そこがいいなと思います。

  • 編集A

    でもさすがにこれは、ちょっとやりすぎじゃないかな。願いが叶ってピンキーリングは外すから、これからはイカリングでいこう、というのは。

  • 編集B

    こういう仕掛けがあるから退屈しないで読めたんだと、私は思ったのですが。まあでも、このあたりは、人によって感じ方が違うかもしれませんね。あと、願掛けが成就したことを、「願いの向こう側」と表現しているところが私は好きでした。しかも、その言葉を冒頭とラストで使って、うまく話をまとめていましたね。主人公たちのやり取りも楽しかったです。「婚活ダンジョンに生息してましたっけ? そのモンスター」とかね。こういう台詞回しが嫌いな人もいるだろうし、その気持ちもわかるんだけど、私はこの作品においてはいいなと思いました。

  • 編集C

    ただ、冒頭シーンは、ちょっとよくわかりませんでした。誰がどの台詞を喋っているのかわからなくて、登場人物の状況が把握できない。

  • 編集D

    二枚目の「そんなことより」が、主人公と玲子、どっちの台詞なのかわからなくて、この場面を何度も読み直しては考えました。これは主人公の台詞ですね? 「玲子もそういうモヤモヤ感、あるときない?」と主人公が尋ねたんだけど、玲子は返事をしなかったから、主人公が「そんなことより」と話を切り替えたんですよね?

  • 編集B

    いや、玲子が「そんなことより」って言ってるんです。

  • 三浦

    これは玲子の台詞ですね。

  • 編集A

    でも、「話を切り替えられた」というのが、「自分で話題を替えることができた」という意味なのか、「玲子に話題を替えられてしまった」ということなのか、はっきりしない。

  • 編集D

    「アンタたち本当に式、やんないの?」という台詞がありますよね。結婚するのは玲子なのですから、この台詞を言ったのは主人公ですよね? だから、その台詞とつながっている「そんなことより」も、主人公の台詞ではないんですか?

  • 編集B

    いや、この二つは玲子の台詞です。主人公は彼氏代行サービスを利用して、彼氏がいる体を装っている。玲子は、主人公とその彼氏が結婚すると思い込んでいる。だから「結婚式、挙げないの?」と聞いているんです。

  • 編集D

    あー……そうか、そういうことだったんですね。今の今まで、わかってなかったです。

  • 編集E

    しかし、この段階では、「玲子が結婚式を挙げる」ことはまだ書かれていません。でも、玲子が結婚のために明日退職することは匂わされている。だから、誤解が生じても無理はないと思います。この場面の終わり、「玲子は明日、結婚式を挙げる」まで来ないと、状況はよくわからない。

  • 編集B

    そうですね。実は私も、一度読み終えて見直してから、「ああ、そうか」と思った次第です。

  • 編集C

    ここはもうちょっと、読者が戸惑わない書き方にすべきだと思います。誤解する人は多いと思う。

  • 三浦

    確かに冒頭部分は、セリフの処理をもう少し明確にしたほうがいいかもしれませんね。「発言者が誰だかわかりにくい」という問題については、極めて単純な解決法があります。「と、○○は言った。」と地の文に書けばいいのです(笑)。すぐに修正できることですから、大きな瑕疵ではないと思います。もちろん、「と、○○は言った。」が連続しすぎると、リズムも悪く不格好ですから、「ではどうすれば、発言者が誰なのかがわかりやすいセリフの配置になるのか」を、本数を書いていくなかで試行錯誤していけばいいと思います。

  • 編集D

    直前に「同じ人を好きになったから?」とあったので、「同じ人を好きになった」ことを互いに知っている前提の話なのかと思って、私はそこも誤解していました。二人が風間くんを争ったうえで、玲子が勝利したのかなと。さらに言えば、主人公がピンキーリングに何の願掛けをしているのかも、玲子は知っているのだと思っていました。

  • 編集B

    これはミスディレクションではないでしょうか? うまくはいってないですけど。

  • 三浦

    情報提示の段取りが、ちょっと悪いんだと思います。例えば、秘書室に誰か一人選出される、ちょっと出世する、という情報の出し方も、すごく遅かったです。ただ、作者は全部、あえてそうしているんです。それが成功している部分と失敗している部分があるとは思います。でも、この、情報がちょっとずつ提示されるところ、二人の会話とか回想とかを通して、この二人はどういう関係で何があったのかなというのがちょっとずつわかっていくところが、この話の面白さだし、読みどころですよね。それによって、主人公が語っている気持ちとは違う、もっと別の気持ちがあるんじゃないのかなと想像する余地が生まれているんです。情報が提示されず、最初は事情がよくわからないから、読者は「なんだろう?」って思う。そこに想像の余地が生まれ、読み進むうちに主人公の気持ちの機微みたいなものが浮き彫りになっていく。そこが、私はすごくいいなと思ったんです。私は、主人公は玲子のことが、友情を超えるぐらい好きなんだろうと思います。

  • 編集F

    これは、ものすごく仲のいい二人の女の子の話ですよね。

  • 三浦

    はい。そういうふうに書いてあるし、主人公もそう思っているのでしょう。でも実は、「自覚しているかどうかはともかく、主人公は玲子に恋をしているのではないか?」と思える余地が生まれている。作者はどう意図しておられるかわからないけど、そういうふうにも読める、ということです。そこがこの小説のすごくいいところだと思うんです。読んだ人の数だけ、受け取り方は違うでしょう。「なんだろう? よくわかんないな」と思う人もいれば、「これはすごくいい友情の話だな」と思う人もいる。「これはもう、恋じゃないか?」と思う人もいる。違っていいんです。むしろそこが、すごくいいところなんです。

  • 編集D

    確かに、主人公は風間くんよりずっと、玲子のことを気にしていると思えます。

  • 三浦

    そうなんです。ただ、「女の子に恋をする」ということが、主人公はたぶんピンときてないから、明確にそういう話だというふうには書かれていない。主人公の一人称ですからね。主人公の語りを信じるなら、これは友情の話でしょう。でも、本当のところはわからない。「もしかしたら……」と読めなくもない。こういう塩梅って、なかなか、書こうと思って書けるものではないです。しかも作者は、この情報の出し方とかを見るに、どう読まれるかを色々考え、ちゃんと計算しながら書いている。でもそこに、作者の意図を超えた何かが生まれているようにも感じられる。つまり、計算しつつも、作為的すぎない、ということです。そういうところが、すごくいいと思いますね。

  • 編集G

    うーん、僕は正直、この話はよく分からなかったですね。

  • 編集H

    僕もです。

  • 編集B

    男性陣には読み取りづらかったようですね。

  • 編集E

    私は女性ですが、やはり分かりにくかったです。

  • 編集D

    私もです。情報の出し方が、もう少しうまくいっていたらと思うのですが。

  • 三浦

    ただ、情報提示の段取りを整理しすぎると、その分読み筋が固まってしまうんです。そのあたりのバランスが絶妙なので、私は現状のままでいいと思う。「なんだかよくわからない」という人と、「もしかしたら、こういうことかも」ってすごく想像を掻き立てられる人と、感じ方にグラデーションがありますよね。どっちが優れた読みということではありません。読む人によって受け取り方が違う作品になっている。それだけ奥行きがあるということです。読み筋が一つの小説は、やっぱりつまらないです。解釈が一つしかない作品というのは、明快だし、作者の思惑通りに感動できるかもしれないけど、でも、そうじゃない「何か」がある作品もいい。そういう小説もまた、あっていいと思うのです。

  • 編集B

    私も最初は、「よくわからないな」って思って読んでいました。同僚と同じ人を好きになった主人公が、「この女蹴落としてやる」って思ってる話かなと思いきや、むしろ積極的に二人をくっつけてあげようと水面下で動いていたことが判明し、「いい話だな」と思い始めた。主人公は、玲子の幸せを、本当に心から願っていますよね。しかも、表面では軽口を叩いてサバけた感じを装いながら、実は秘かに、ピンキーリングに願いをかけるくらい、玲子に幸せになってほしいと思っている。ラストまで読んだら、それがしみじみ分かって、感動しました。ラストでは二人ともが、号泣してますよね。最初はよくわからないけど、最後まで読むと腑に落ちる。とても美しい友情が描かれているのだなとわかります。

  • 三浦

    主人公も最初は、玲子を蹴落として秘書室に行きたかったんですよね。だから彼氏の代行サービスを頼んだし、その時その時の気持ちは嘘じゃなかった。嘘じゃない部分もあったと思うんです。だけど、話を最後まで読むと、「いやいや、主人公の気持ちは、ドス黒いものだけじゃなかったよね。主人公自身も、それは分かってるんだよね」というのが分かる。しかも、「主人公は気づいてないかもしれないけど、これはもはや恋だったのでは?」と想像させる余地もある。やっぱりすごいなと。

  • 編集D

    解説されると、なるほどと思えます。でも、自力では、そこまでは読み取れなかったですね。

  • 編集C

    かなり読み進むまで、話の読み筋がわかりにくいですよね。途中までは、仲良くしながらも相手を落とし込もうとしている話なのかな、というふうにも読めなくはないから。

  • 編集F

    そして、「どうやら、そういう話ではないな」と分かってからも、「じゃあ、何を描いているのか?」ということが、今ひとつはっきりつかめない。高評価の方たちのご意見は、聞けば納得できるのですが、そこまでたどり着けない読者はたくさんいるだろうなと思います。

  • 三浦

    それでいいんだと思います。例えば「友情」といっても、必ずしも100%相手を好き、というわけではないですよね。友達だけど嫉妬もしてしまう、ということはあると思う。でも実は、「今まで付き合ったどの彼氏より、友達のほうがずっと、お互いのことをよく知っているし、気も合うよな」っていうことだってありますよね。そういう、名前をつけられない気持ちを書いてるんだと思います。だから、この話がわからなかったらわからないで、べつにいいと思うんですよね。それは全然悪いことじゃない。

  • 編集D

    ただ、「読んだうえで、どう解釈するか」という問題とは別に、「そもそもよくわからなくて、話そのものに入り込めない」という読者も多いだろうと思います。そこは非常にもったいないなと思うのですが。

  • 三浦

    確かに、「何の話なんだろうな? まどろっこしいな」と思う読者もいると思う。でも、それをカバーするための会話の妙、みたいなものがこの作品にはあります。作者はそれを武器に、どういうふうに情報を出して、どんな話にしよう、ということを考えていると思うから、これでいいんじゃないかなと私は思うんですけどね。作者がやろうとしてることは、この作品ではおおむね成功してるんじゃないかなと。これ以上、「読者が入り込みやすいように」、みたいなことをしたら、この作品の持ち味をなくしちゃうことにつながるんじゃないかな。これ以上わかりやすくしちゃうと、今の、それこそ「奇跡のバランス」みたいなものが、失われてしまうと思う。整理し過ぎないほうがいいと私は思います。

  • 編集G

    でも、わからない点がどうにも気になるので、ちょっとだけ整理させてください。結局主人公がピンキーリングに願掛けしていた内容は、何だったんですか?

  • 編集A

    「秘書室に入れますように」ってことでしょう。

  • 編集B

    え? 「玲子と風間くんがうまくいきますように」じゃないですか? だからこそ、「願いが叶った後のリングをどうしよう?」って思ってるんだから。

  • 編集A

    途中で願いをすり替えたんだと思います。玲子たちはうまくいきそうだから、「じゃあ私は秘書室に」って。で、その願いの二つともが叶った。

  • 編集B

    いや、秘書室は関係なく、あくまで玲子の幸せを願ってるんだと思うのですが。

  • 編集A

    それだと、ちょっといい子過ぎるんじゃないかな。風間くんをあっさり譲った上に、そこまで玲子のためを思ってるんですか?

  • 三浦

    だから「恋なんじゃないかな」と、私は思ったんです。

  • 編集C

    主人公が風間くんを好きだったことも嘘ではないけど、それほどの執着はなかったんでしょうね。

  • 編集E

    でも、二十枚から二十一枚目のところで、「その美しさに嘔吐きそうになる」「ごめんね。私と玲子の涙の意味が同じじゃなくて」「この行為を優しさだと感じられない」と書いてありますね。「自分の中に醜いものがある」ということを、繰り返し述べている。だから、玲子と風間くんのゴールインを主人公が純粋に願ってるようには、あまり思えなかった。本音では打算的な気持ちも強くて、自分でもそれを意識しているのかなと思うのですが、そのあたりは今ひとつはっきりしない。結局最後まで読んでも、主人公の気持ちがうまく読み取れなかったです。

  • 編集B

    「大事な親友の思いが叶ってよかった」という気持ちだけではないのは、全編にわたって書いてあると思います。でも、じゃあ主人公が何をどう思ってたのかっていうところには、解釈の余地があるので、読者がそれぞれ、いろんなことを考えてしまうわけですよね。

  • 三浦

    そうですね。そして、その程度の曖昧さは、いいんじゃないかと私は思います。確かに読み筋が確定されなさ過ぎという指摘はあると思うんだけど、でも、私は割と乗って読めたというか、いろいろ想像できました。ああかな、こうかなって。それに、一つじゃなくて、どの気持ちもあるんじゃないかな。主人公がちょっと露悪的に語ってるせいもあると思いますし。

  • 編集B

    語り口は、割と最初から露悪的ですよね。玲子との会話も、遠慮なく言いたいことを言ってる感じだけど、それだけ仲がいいってことじゃないかな。「こんなにも噛み合わないのに、よく三年も一緒にランチに行ってくれたものだ」って言ってるけど、これってものすごく気が合うってことですよね。

  • 三浦

    単なるノロケとも読めますよね(笑)

  • 編集F

    主人公の気持ちが「恋」だったとは、私は思いつかなかったけど、こうして話を聞いたら、もうそうとしか思えなくなってきました。だってこういうやりとりを、実際女子はしますからね。

  • 三浦

    しますね。

  • 編集B

    玲子の方は「こいつとはなんだか気が合うな」ってだけなんだけど、主人公の気持ちは恋愛なんですね。

  • 編集F

    片想いなんです。

  • 編集H

    僕は、これが「恋」かどうかは別としても、この二人の描き方にちょっと疑問がありました。二人の間にあるのは、「友情」といえるほど綺麗なものではない気がする。玲子が風間くんを好きになったのも、ハイスペックだからということが根底にあるように感じられます。「美人」という自意識のある二人が、欲しいものを取りに行っている話のように感じられて、僕は主人公たちに寄り添えなかった。もう少し彼女たちの美しい内面が描かれていればよかったのにと思います。

  • 三浦

    ええー?(笑) 私はこの作品、とてもきれいなものが描かれていると思いますけどね。

  • 編集F

    お互いを思っている、仲のいい二人を描いているんですよね。女子のリアルって、こんな感じだと思います。でも、男性にはやっぱり、そこが届きにくいのかもしれない。

  • 編集B

    女子同士の友情って、そんなにべったりくっついてたり、直接的な言葉や態度で示したりってことではないんですよ。例えばこの二人は、これから十年くらい、全く会わないかもしれない。でも次に会ったときは、いきなりカラマリの話から入れるわけです。ブランクがあっても、すごく仲がいいまま、続きをやれる。毎日ランチを食べていたから、二人は仲がいいわけじゃないんです。好きなんですよ、お互いに。

  • 三浦

    玲子も主人公も、スペックで風間くんを好きになったわけじゃないです。語り手が露悪的だから、そういう言い方になっているけど、言葉の端々に「風間くんはほんとにいい人なんです。だから、玲子と合うと思ったんです」ということがあらわれていると思います。

  • 編集C

    ただ、二人の美人感がかなり強く出ているのは間違いないと思う。そこは私も気になりました。

  • 編集A

    引っかかる読者は多いと思うから、もう少し書き方に注意した方がいい気がしますね。

  • 三浦

    あと、タイトルも変えたほうがいいですね。

  • 編集B

    さすがにダジャレは(笑)。

  • 編集E

    「隠し包丁」も、ちょっと意味が取りづらいですね。あとやっぱり私は、話自体がよくわからないというのは、どうにも気になります。解説を聞けば確かに「いい話だな」と思うのですが、一般の読者は解説なしで読むわけですよね。どんなにいい話であっても、それを理解するところまで行き着けないのではと思えて、気がかりです。

  • 編集D

    話が理解できなくて置いてきぼりを食う読者は、結構多いんじゃないかなと感じます。

  • 三浦

    間口の狭い作品にはなってしまうかもですね。ただこれは、難しいところですね。本当に独りよがりな小説なのだったら、読者のことを考えて推敲を重ねるべきです。でも、この作品は独りよがりではない、と私は確信を持って申します。そうだとすると、「置いてきぼりになった読者は、べつの『おもしろい』と思える小説を読めばいい」とも言えるわけでして(笑)。好みは人それぞれですし、万人受けする小説など、だれにも、絶対に書けませんから。

  • 編集B

    一人称だから、地の文ですら自分を韜晦しながら書いてるわけですからね。確かに難しいとは思います。

  • 三浦

    私はやっぱり、読み筋は一つでするする読めて、っていう小説ばかりじゃなくていいと思うんですけどね。それに、この作品の読み筋は実は、ちゃんと定まってますよね。作者の意図は一つで、それを企みを持って書いていると思います。読者に、「何だろう? この人たち、どういう関係?」と思わせながら読み進ませ、最終的に、「彼女たちは、とても仲のいいお友達ですよ」とわからせる。それが作者の狙いどころです。で、私はその通りに、「この二人、何なのかなー? 何なのかなー?」と思いながら、楽しく読みました。でも、その合間から、作者が意図していないかもしれない「何か」も醸し出されている。それが主人公の片想い感です。「恋だったのかもね」っていうのは、もしかすると書き手は意識してないんじゃないかと思います。でも、作者が一生懸命意図して、丁寧に小説に取り組んだことによって、読者それぞれのあいだで解釈の幅が生まれ、登場人物の心情や言動がより味わい深く感じられてくる。そこがすごくいいところだなと、私は思います。

関連サイト

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