集英社コバルト文庫より、電子書籍版でのみ読める「電子オリジナル作品」が配信されることが決定しました。6月29日以降、毎月最終金曜日に人気作家の注目作品が、続々登場する予定です。ご期待ください!
露珠と同じ赤髪の芙羅を娶り、高齢となった今も彼女ただひとりを愛する高猟月。その猟月に近ごろ異変が……?(「朱赤の求婚」より)高透雅が露珠とともに呉荘太妃のもとへ。軋轢が生じていた義母から初めて語られた過去の事件に、透雅は……。(「八十年の約定」より)禁じられた恋、叶わぬ恋、秘めた恋……。「後宮」シリーズの愛すべき登場人物たちがおくる日常や切ない想いを描いた珠玉の中華後宮短編集。【目次】笑わぬ花嫁の手巾は恋を語りき/この恋が記憶に変わるまで/薄紅色の雨音/花食らう狼/永生の華/朱赤の求婚/八十年の約定/月の花燭(購入者特典)
王立探偵は、王家の利益を図り不始末を揉み消す、王家お抱えの探偵。その仕事のひとつに、呪いとも言える不思議な力を持ち《過ちの魔物》と呼ばれる物具を調査することがある。紫ずくめの珍妙な恰好をした王立探偵シオンが、助手の少女ラナと共に調査に向かう。新進気鋭の青年実業家カルディ・ルヴォーの妻が行方をくらませた。「金で妻を買った」と評判で不仲な夫婦だったが……(「薔薇翡翠の花嫁」より)/王都の通りでひとりの少女が馬車に轢かれて命を落とした。旅芸人一座だったその少女の遺体から、石で作られた小さな靴が飛び出して、ステップを踏みながらどこかへ去って行ったという。謎に満ちた少女の死を王立探偵シオンが解き明かす!(「蜂蜜座の女王」より)/十六年前に誘拐された、ドルーシュ公爵家の娘シャルロットが見つかったという。孤児院で育ったというその少女は、果たして本物なのか、偽物なのか? シオンとラナの出逢いが明かされる物語(「無慈悲な捧げもの」より)
瀬川貴次、響野夏菜、秋杜フユ、仲村つばき、
野梨原花南、一原みう、真堂樹などが登場!
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