04月28日更新【『眠り』の物語アンソロジー連載!】鳥からの手紙佐倉ユミデザイン/さーだ第二夜は-静穏な眠り- 俺たちは鳥だから、地べたでは暮らせないんだ。大陸中を移動するキャラバンで働く少年・トルドは、2年前に訪れた町・アグルナードを忘れられずにいた。ある日、トルドは郵便配達人から手紙を受け取るが、その手紙には宛名がなく、誰に宛てたものかも判然としない。かつてアグルナードがあった場所で見つかったものだというその手紙を開いた時、トルドの脳裏には、2年前アグルナードで出会った二人の少年の顔が甦る――!更新履歴最新版2022年04月28日更新最新版を読む佐倉ユミ(さくらゆみ)群馬県出身、在住。好きなものは海外文学とスポーツ観戦、美術館めぐりなど。マスカラを塗らないと東京へ行けない小心者です。『応挙の虎、古井戸の月』で2018年ノベル大賞を受賞。