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06月04日更新

冬蝉のきせつに

  • 樹島千草

冬の冷たい空気のなか、彼の耳には蝉の鳴き声が届いていた。

浩の耳には、冬になった今も、蝉の鳴き声の幻聴が聞こえている。彼は、努力家で何事も有言実行の友人・トオルにコンプレックスを抱いていた。自分はトオルには敵わないと諦めて、多くのことから「逃げて」毎日を送る浩。心を癒してくれるのは、年上の幼なじみで、唯一の理解者である暁夫がマスターを務める喫茶店での時間だ。浩は、自分がもし蝉のようにわずかな寿命であれば、なりふり構わず自己主張ができただろうかと考える。そんなある日、浩がこれまでの自分と対峙せざるを得ない事件が起こって--?

更新履歴

  1. 最新版2021年06月04日更新

樹島千草(きじまちぐさ)

牡羊座A型。東京都出身。某大学文学部卒業。甘味とカフェオレと昼寝が好き。

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