かける

編集(て)の「妄想バブル小説賞」選考結果発表

選者 編集(て)

すみません!今回のテーマ、「札束風呂でドンペリ開けておったまげー」みたいなバカ小説が読めればいいやと気楽に選考に臨みましたが、予想をはるかに上回るアイディアの力作ばかりで脱帽いたしました。どれも素晴らしい作品でした!選ぶの難しかったです。

編集(て)

大賞 賞金図書カード5000円

『BABBLE』

白瀬 青

選評

SF的なアイディアと時代観がかみ合ったインパクト大の作品。そういえばあの時代は「ノストラダムスの大予言」が半ば本気で信じられていたのでした。短めの枚数でピシッとキレよくまとめているところもよかったです。

佳作 賞金図書カード3000円

『楽しくて、寂しい』

沙野ハルカ

選評

今の時代がバブル期並みの好景気だったら…というIF小説ですが、金に踊らされたお祭り騒ぎとその虚しさが淡々と胸に迫り、印象深かったです。「Wi-Fi」とか「課金勢」って蔑称、ありそうだなあと深くうなずきましたよ。

選外佳作 (作品五十音順)

『バブルマインドだね』安住玲那/『法外な値段』木津川結/『カリスマに会いたい』沙野ハルカ/『ディセット』白崎絵筆/『魔法少女バブリー』花千世子/『天までとどけ』りえぞう

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