かける
IT社長イケガミコフ(最近YouTuberデビュー!?)がこの春募集した脚本賞に、たくさんのご応募をいただき、ありがとうございました! 「告白」をテーマにしたすべての応募脚本にイケガミコフと編集部が目を通し選考した中から、イケガミコフの会社「サクラス」で働く大学生たちが良いと思ったものを6本選出いたしました! 毎週1本ずつ、動画とともに発表をしていきます! お楽しみに!
『ファミリーレストラン「エターナル」』黒瀬かすみ(7/29発表)
イケガミコフの一言
我々がこれから迎える「現実の未来」が最大のホラーかも、と考えさせられる作品でした。「AI」と「結婚」という材料選びも良かったですが、読みやすい序盤に、良い意味で後味の悪い終盤と、目的を持ってうまく料理されていたと思います。
『満月の夜に』木津川結(8/3発表)
イケガミコフの一言
余白がいいですね。真実がどうだったかは、読者の想像に任せられています。真実を知ることが幸せかどうかは、恋愛に限らず誰もが一度は悩むことです。二人の会話は自然で読みやすく、没入感高いです。
『リンゴとひまわり、ついでに告白』ほしぽん(8/10発表)
イケガミコフの一言
10代の複雑だけど真っ直ぐな感情が、短い中で上手に表現されています。夏祭りという舞台も効果的に使われていて、総合的に完成度が高いと思いました。
『ハーミットクラブ』佐藤邦彦(8/17発表)
イケガミコフの一言
キレイにオチた後に、もうひと捻りした贅沢な作品。
その分難易度も高かったと思いますが、限られた文字数の中でよく練られています。
『披露宴』花 千世子(8/24発表)
イケガミコフの一言
脚本というよりも短編小説ですが、それでもよしと思わせる展開力がありました。
書きたいことをシンプルに絞ってテンポよく進む物語。筆致も読みやすかったです。
『相乗効果』倉持史真(8/31発表)
イケガミコフの一言
テーマも場面も、読者の共感を得やすいものを選ぶことができていると思います。
漫才師という職業も、文字数に限りのある短編でキャラクターをうまく立たせるのに一役買っていますね。よく考えられた作品だと思いました。